ソール・バス:映画とデザインの生涯






Category: 建築
20世紀を代表するアメリカのデザイナー、ソール・バス(1920-1996)について初めて出版される書籍。彼は映画界での功績と、コーポレートアイデンティティやグラフィックデザインの分野での名声を等しく誇りました。ソール・バスは、戦後アメリカの視覚文化を象徴する数々の印象的なイメージを生み出しました。グラフィックデザインの領域を映画のタイトルバックにまで広げ、そのジャンルを一変させたのです。彼の代表作には、アルフレッド・ヒッチコックの『めまい』やオットー・プレミンジャーの『黄金の腕』『或る殺人』など、映画史に残る忘れがたいポスターやタイトルシークエンスがあります。また、AT&T、クエーカー・オーツ、ユナイテッド航空、ミノルタなど、20世紀を代表する有名なロゴやコーポレートアイデンティティキャンペーンも手がけました。
妻であり共同制作者でもあったイレーンは、1950年代後半にバス事務所に加わりました。二人は、アカデミー賞を受賞した『Why Man Creates』をはじめとする受賞歴のある短編映画の数々を制作。さらに、1960年代初頭のスタンリー・キューブリック監督の『スパルタカス』から、1990年代のマーティン・スコセッシ監督の『ケープ・フィアー』や『カジノ』に至るまで、数多くの映画タイトルバックを手がけました。
ソール・バスの娘ジェニファーがデザインを手がけ、バス本人と親交のあった著名なデザイン史家パット・カークハムが執筆を担当。本書には、バスアーカイブ所蔵の未公開資料を含む1,400点以上の図版を収録し、20世紀を代表するグラフィックアーティストの足跡を深く掘り下げます。
デザインと映画の愛好家が待望した、決定版の一冊です。









